ストックビジネスの視点でお客様との関係づくり

Withコロナの環境下、全国的に緊急事態宣言は解除されましたが、大阪や首都圏では新規感染者数が再び増加に転じています。一部地域で「まん延防止等重点措置」が適用されるなど、制約のない行動が許容されるにはまだまだ時間がかかりそうです。

落ち着いたら一時的に消費回復し、感染拡大が見られたら制限が入り消費が落ち込む。しばらくはこれの繰り返しになろうかと思われます。

最近読んだコラムで、「収束したらいずれ」「落ち着いたら」と様子を見ているうちに機会がどんどん遠くなっていく、という一言が印象に残りました。欲求への飢餓感が感じられます。
「コロナ禍が収束したらやりたいこと」調査が様々な会社から出されていますが、ほぼどの調査も1位2位を、「旅行」「外食」が占めています。

感染拡大に落ち着きが見られるようになると、分散化など何らかの対策が施されながら、人の動きが急激に戻るものと予想されます。

メディアアプリ「LOCARI」を運営する株式会社Wondershakeによる「アフターコロナに関するアンケート」より引用
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000054.000019904.html
養命酒製造株式会社による「現役世代とリタイア世代のコロナ疲れ」調べより引用
https://www.atpress.ne.jp/news/225314


☆一時的な消費拡大(回復)期に取り組んでおきたいこと
〜お客様のストック化施策〜
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

一時的な消費の回復期に押さえておきたいのが、お客様をストックとして考えることです。
一時的な消費の回復期には、今までご利用のなかった新規のお客様も増加します。久しぶりに来店いただくお客様も増えます。
来ていただいたお客様を今回だけの関係にせず、また次にも利用していただくための施策を講じておくことが、大変重要になるのではないかと思います。

MDの視点で11月のプロモーションを考える

~与件を把握して11月に向けて企画準備を~

11月なんてまだ先のことなんて思っていませんか?
今年はコロナ禍でいつもと違う11月。
今のうちに消費者の動きを予測して準備をしておきたいものです。
11月の与件を整理してみましたのでご参考ください。

◯文化の日(11/3)が飛び石
11/3の文化の日が飛び石で火曜日になっています。
有給消化促進を検討する企業も増えそうです。
有給消化を月曜日に当てれば4連休。
9月の4連休のように有名な観光地が混雑する可能性もあり、近隣への観光などにどう誘導できるかポイントになりそうです。下旬になれば寒くなってくるため今年需要の伸びている屋外レジャーも最後のチャンスになりそう。
勤労感謝の日(11/23)は今年最後の3連休。
そこにもどんなニーズがあるか良く考えたいです。

◯ブラックフライデー
昨年からスタートしたAmazonのブラックフライデー(昨年は11/22〜11/24)。
今年は拍車がかかっている巣篭もり需要を狙ってAmazonや楽天だけでなくネット通販事業者の多くが追随する可能性が高いです。
実店舗からすれば年末需要まで先食いされてしまう危険があります。
「地元応援」など共感に訴えエシカルな消費行動を促進する、使い方の説明などコンテンツを充実させる、国産回帰のキャンペーンなど早めから対抗策を打っていく必要がありそうです。

◯冬ギフトでネット通販が主力に
帰省自粛ムードは年末年始も継続。保存ができるもの、家ナカで楽しめるものは人気。遠くに住む親族に高額な食品ギフトを送るニーズが高まっており、お歳暮としてどう提案できるかポイントになりそうです。

◯インフルエンザとコロナ同時流行
11月下旬になるとインフルエンザの流行期になります。
コロナ禍の今年は同時流行への恐れから、巣篭もり志向、健康志向が高まるのではないかと言われています。免疫力アップのため腸内環境を良くするものを積極的に摂取する「腸活」が注目されています。保存食やマスク・消毒用アルコールなど衛生用品の家庭内在庫の積み増し需要も増えそう。
病院に行くのをなるべく控えたい心理は続きます。セルフメディケーション志向から医薬品などの家庭内在庫も増えそうです。