クラウドファンディングを新商品のテストマーケティングに活用する

新たな資金調達の手法として注目されているクラウドファンディング。
数万〜数十万の活動資金捻出に苦労する市民活動団体は多いですが、そもそも収益団体ではないため金融機関から借入はしにくいし、資金を提供してくれる企業や個人もなかなか見つからないのが現状ではないでしょうか。

そんな時に、借金をするのではなく、自分たちが出せるもの準備できるものをリターンにして資金調達ができれば良いですよね。
それを可能にしているのがクラウドファンディングという資金調達手法です。
もちろんどんなプロジェクトでもお金が集まるわけではありません。
・わかりやすく共感される活動なのか?
・支援してくれる人にメリットがあるリターンを設定できているか?
・応援してくれる人、一緒に取り組んでもらえる人は周りにいるか?
など支援が集まるプロジェクトには特徴があります。

資金調達のパターンも(1)All or Nothing タイプと(2)All inタイプの2パターンがあります。

(1)All or Nothing タイプ
設定した期間内に目標金額を達成することができればファンディングが実現するというやり方。目標に到達しなければ、支援者からの申し込みは全てキャンセルとなります。当然リターンも発生しませんし、プロジェクトを実施する必要もありません。これだけ集まったら実現できる、商品を開発できるというように、実現したい内容と必資金がはっきりしているプロジェクトに向いています。

(2)All inタイプ
目標金額に到達してもしなくても、申し込みいただいた支援は全て手にすることができるというやり方です。こちらは目標未達でもプロジェクトを実施し、必ず支援者にリターンを送らなければいけません。
実施することが決まっているプロジェクトの一部資金を賄う場合に適しています。

このクラウドファンディング、
企業のテストマーケティングにも適しています。

「多額の資金を投入して開発したけれど、売れ行きが想定を大幅に下回る。」ということは日常的にあることです。
開発投資ができ資金に余裕のある会社ならともかく、余裕をもって試行錯誤ができる企業はわずかでしょう。リスクが高いために商品開発に二の足を踏んでしまうことも多いと思います。
大きな資金を投入する前に、低リスクで手軽に市場の反応を見る手段としてクラウドファンディングの活用を検討してみてはいかがでしょうか。
プロセスエコノミーという考え方も注目を集めています。
開発中のプロセスをユーザーと共有したり、ユーザーを巻き込むことで、共感を生み差別化につながるという考え方です。
クラウドファンディングと親和性の高い差別化のあり方であると思います。

人気の高いプロジェクトは前述した「支援が集まるプロジェクトの特徴」を参考にできます。
・わかりやすく共感される商品、サービスなのか?
・購入してくれる人にメリットがあるか?購入することで満足感は得られるか?
・応援してくれる人、グループや顧客層は周りにいるか?

またプロジェクトを開始したら、それを知ってもらうためのプロモーションも重要になります。
綿密に計画を立てて取り組むとよいでしょう。

当社が運営に参加している「ちたクラウドファンディング」は、国内最大の利用者をもつ「CAMPFIRE」をプラットフォームとして契約しています。全国に向けて発信でき、幅広く市場の反応を検証することが可能です。
起案からプロジェクト運用支援までお気軽にご相談ください。

CAMPFIRE統計データ

【まずはやってみる】店舗がGoogleマイビジネスを絶対にやったほうが良い3つの理由

半田中央印刷の営業グループ Tですこんにちわ。

皆様スマホ使っていますか?もちろん使っていますよね、便利ですよね。
私もスマホなしでは生きていけない生活になっています。

では、皆様Googleは使っていますか?
一般に、日本人口の半数以上がGoogleを利用していると言われています。

お客様から「検索で優位になるようにしたいが、何をしたら良いのかわからない」とご相談を頂くことがよくあります。SEO対策やリスティング広告など手法は様々有りますが、いずれも時間と費用がかかります。
「何かやらなきゃいけないけど、費用がかけられない・・・」とお悩みの方は多いと思いますので、今回はgoogleのサービスを活用し、まず『自分で』『簡単に』『無料で』検索結果の改善ができる方法をご紹介します。
※注意:集客アップが保証できるものではありませんが、やってみて絶対に損は無いと思います

【ことば】SEO対策とは
検索エンジン最適化(サーチ・エンジン・オプティマイゼーションの略)で、googleやyahooなど検索エンジンの検索結果において、特定のウェブサイトが上位に表示されるよう、ウェブサイトの構成などを調整すること。その手法の総称。

【まずはやってみる】店舗がGoogleマイビジネスを絶対にやったほうが良い3つの理由

【はじめに】Googleマイビジネスとは?
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【ことば】Googleマイビジネス
Google マイビジネスは、Google 検索や Google マップなど Google のサービスにビジネスやお店などの情報を表示し、管理するための無料のツールのこと。

Googleで検索をしたときに、こんな感じで探しているお店が表示されることがあります。

これはGoogleが「あなたが探しているのはここですよね」というように、ユーザーが欲しい情報を表示しています。住所や営業時間、写真などが表示される仕組みですが、Googleマイビジネスを使ったことが無い方は「どこかの誰かが親切で更新してくれているんだろうな」と思ってはいませんか?そんな方のお店には、こんな表示があると思います。

この表示があると「どこかの親切な人」が住所や営業時間を入れてくれている状態です。ありがたいですね。

・・・でも、その情報って本当に正しいですか?

この情報を「オーナー権限」を使って更新する、それがGoogleマイビジネスのはじめの一歩です。
※Googleマイビジネスにはユーザー分析など様々な機能がありますが、当記事ではあくまで『はじめの一歩』として解説します

Googleマイビジネスを絶対にやったほうが良い理由 その①
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もうお分かりだと思いますが、『正しい情報』はお店が持っています。

例えば「営業時間が変更になった」「新しいサービスを始めた」などお店に変化があったときに、情報が古いままでは検索した方が困ってしまいます。

とりあえず、この先を読む前に一度お店を検索をしてみましょう。

Googleマイビジネスを絶対にやったほうが良い理由 その②
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Googleマイビジネスの利用は『無料』です。

営業時間や電話番号など色々な情報が掲載されていて便利なこの機能ですが、なんと無料です。「タダより怖いものはない」より「タダならとりあえずやってみよう」です。

多少の手間はかかりますが、やらないことで機会の損失が起きることの方が、タダより怖いと思いませんか?

※有料プランもありますが、初めからは必要ないと思います

Googleマイビジネスを絶対にやったほうが良い理由 その③
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重要な要素として『口コミ』があります。この口コミには良い意見も、悪い意見も書かれます。これはユーザーが投稿するため、オーナー側でコントロールすることはできません。但しオーナー権限があれば、お店として口コミへの返信ができます。

一生懸命やっているお店なのに、ネガティブな口コミ投稿がされることもあります。そんなときには、例えば「貴重なご意見を頂きありがとうございます、今後の店舗運営に活かし、お客様にご満足いただけるよう努めます」と返事をすれば、それを見た他のユーザーにも「きちんと対応しているお店」と認識されます。

逆に良い口コミを投稿してくれた方にもきちんとお礼を返信して、お店のファンとなってもらえるような働きかけをしましょう。画面の文字の先に人がいるとアピールできることは、安心感や満足感につながります。

Googleマイビジネスのはじめ方【お店がGoogleマップにある場合】
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それではどのように登録をしていったらよいか、簡単に解説をします。なお、登録開始までたどり着けば、あとは指示された項目に従って進めていけば登録がされますので、とりあえずやってみてください。

まずは自分のお店がGoogleマップ上にあるかどうか調べてみましょう。
ある場合は以下のように表示がされます。 

「これを見ているあなたは、この場所のビジネスオーナーですか?」と聞かれています。ビジネスオーナーの場合はクリックして先に進み、オーナーとして登録を進めます。

Googleマイビジネスのやり方【お店がGoogleマップにない場合】
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上記の要領で調べてもお店が出てこなかった場合は、マップ上に位置を指定してお店の登録から始めます。お店の位置をクリックすると、ピン(位置を示すマーク)が表示されます。右クリックで以下のようなメニューが表示されます。

『地図に載っていない場所を追加』を選択し、お店の場所を登録することから始めます。

どちらの場合も、あとは指示に従って必要な情報を入力していきます。その際にGoogleアカウントが必要になりますので、ログインできる状態にしておくか、無い場合はアカウント登録が必要になります。

その後の管理画面には様々な項目がありますので、必要な情報を入力していきます。お店の情報は左側の『情報』にありますので、まずはそこを入力して登録を行いましょう。

この管理画面では、ユーザーのアクセスや反応の分析行いますが、解説すると長くなってしまうので今回は省略します。

まとめ
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Googleは『世界中の情報を整理し、世界中の人がアクセスできて使えるようにすること』を使命として掲げています。徹底したユーザーファーストの概念は、「正しい情報」に正当な評価を与えて、人々に届くように働きます。つまり「ユーザーが求める情報」をきちんと掲載することが、結果的に検索に影響するということです。

この考え方はSEO対策などでも同じことですが、まずはできることからやってみてはいかがでしょうか。今回の記事、私はお店目線で書きましたが、もちろん企業でも意味がありますので、ぜひ活用をしてみてください。

最後に、Googleが公開しているヒントを少し記載します。
・モバイルユーザーの87%がレストランに行く前に検索をしている
・2018年以降は検索でローカル情報がメインに表示されるようになった(それ以前はぐるなび・食べログなどであった)
・位置情報や時間帯により検索結果が変わる

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当社でもSEO対策・各種インターネット広告手配・WEB制作などを行っております。
お困りごとがあればこちらからお気軽にご連絡ください。

それではまた!
(記載の情報は2021年7月のものです)

【MD情報】アフターコロナの消費拡大期に備える 〜与件の整理〜

ワクチンの接種が進んできて、インド型変異株の脅威はあるものの、少しずつ光が見えてきた状況下と思います。
全国65歳以上高齢者の接種割合も、6月22日現在で49.28%と約半数の方が接種を終え、2回目を終えた方も約16%ということです。
7月末までに65歳以上の高齢者に接種が完了する目標も実現が見えてきて、それ以外の希望者へのワクチン接種も前倒しになりそうです。
いよいよアフターコロナの施策を企画実行していく必要が出てきています。

久しぶりのMD情報。
今回は、アフターコロナの消費拡大が見込まれる8〜9月以降の与件について整理してみたいと思います。

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ワクチン接種に伴い旅行、飲食、レジャー産業が息を吹き返す
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昨年と確実に違うのはワクチンの接種状況。
8月になると2回接種を終えた65歳以上の方から経済活動が活発になってくることが予想されます。
旅行や飲食・レジャー産業が息を吹き返し、お盆休み、9月の敬老の日あたりは帰省ラッシュの増加が予想されます。
ちなみに今年の9月は敬老の日が20日(月)、同じ週の木曜日には秋分の日があり、計画的に休暇を取ると大型の連休になります。
旅行を中心としたレジャー消費が非常に大きな盛り上がりを見せることと思われます。
予約を断らざるを得ないケースも増加。がっかりさせない対応や一見に終わらせない対策が非常に重要になります。


ーーー気象与件ーーー
昨年は9月の第3週に、観測史上最強の台風ということで早い段階から気象庁と国土交通省の合同会見があり、一時的に水や電池が品不足になりました。
9月の台風は勢力が大きく、日本列島に上陸する可能性も高いとされています。
東海地方の9月は梅雨時期の6月より降水量が多く、平年でも6月比で124%、昨年は特に多く196%という降水量だったようです。
秋雨時期の雨対策、重要なようです。
また、9月は気温の降温期でもあります。1日の最高気温が29度を下回る日から降温期需要が発生します。
最高気温が2度変わるごとに売れる商品が変化します。
特に高齢世代は寒さに対する恐怖心が強く、気温低下に敏感なので、早めの仕掛けがポイントになります。

ーーー社会与件ーーー
◯新型コロナウイルスの影響長期化
 雇用調整助成金の減額に伴い、企業業績悪化。業種により収入減が広がる。
 余裕のある世帯向けの商品と生活が苦しい世帯向けの商品が二分してくる傾向。
 低価格のPB商品や見切り品購入で家計の負担軽減を図る行動が加速。
◯インド型と英国型のハイブリッド変異株の拡大不安
 若い世代も重症化の懸念があるとされ、若者のワクチン接種が進まなければ、
 不自由な若者世代が不満を持ち世代間対立につながる恐れも。
◯原油価格高止まりによる値上げ
 燃料価格の高騰により電力料金の値上がり。
 原油高で石油由来の包材値上がりに加え製造コストの上昇により
 日用品が値上がりになる可能性が高い。
◯SDGs消費志向
 持続可能性に配慮した商品やサービスを選ぶ傾向が拡大。
 若い世代を中心に大量生産大量消費のモデルへ拒否感を持ち始めている。
 SDGsによる選択消費やゴミを出さないライフスタイルの定着

ーーー夏休み終了後のシーズン催事ーーー
◯ハロウィーン
 9月1週からハロウィーンに向けた展開。パーティー向けなども予約販売がスタート
◯菊の節句(9/9)
 栗ご飯、秋茄子、秋の味覚
◯敬老の日(9/20)
 今年は三連休。連休に合わせて久しぶりに帰省をする人も増えることが想定される。
 帰省先で家族で楽しめるものを主力に展開。食品ギフトなど。
◯秋のお彼岸(9/20〜26)
 今年の彼岸の入りは敬老の日の祝日。 8月4週目から帰省ギフト敬老ギフトなど展開。
◯中秋の名月(9/21)
 お菓子、お酒、秋の味覚
◯七五三
 七五三のお宮参り、今年も密を避け分散傾向
◯クリスマス〜年越し
 9月1日からクリスマス商戦。ケーキ、パーティーメニュー、おせちなど早期予約獲得への対策スタート。
 クリスマスあたりになるとほぼすべての国民がワクチン接種が終了しています。
 若い世代も楽しむチャンス。早めの予約を大々的に仕掛けていきたい。


以上私なりに整理してみました。
ご参考いただけましたら幸いです。

☆コロナ収束後の消費拡大(回復)期に備え取り組んでおきたいこと
〜LINEを活用したお客様のストック化施策〜
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特に観光産業や外食産業において、抑えておきたいのが「お客様のストック化」です。
コロナ収束後の消費の回復期には、今までご利用のなかった新規のお客様も増加します。
お客様をストックとして考え、来ていただいたお客様を今回だけの関係にせずまた次にも利用していただくための施策が大変重要です。

ツールの一つとして、コミュニケーションインフラともいえる「LINE」の活用はいかがでしょうか。弊社では公式アカウントの設定から運用までサポートさせていただきます。


気象情報と消費傾向 その2

先日NHKの報道番組で特集されていましたが、昨年夏日本近海の海水温は観測史上もっとも高くなったそうです。
その影響なのか和歌山県串本町では、名産であるヒジキが採れなくなったとのこと。
沖合では、海底を覆い尽くしていた海藻がなくなり、魚もいなくなったそうです。

日本各地で似たような事態が発生しており、温暖化の実害ではないかとされています。

前回のブログ「気象情報と消費傾向 その1」のなかで中長期の視点では、

〜気候変動によって農作物を作る場所が変わる可能性や、従来の観光地が観光地でなくなってしまうことも予想される〜

と書きましたが、
水産資源や生態系に与える影響は実はすでに深刻なのかもしれません。


さて、5月からの昇温期の気温は今年はどうなるでしょうか

1年間の気温の動きグラフ

昨年は上のグラフを見てもわかるように、記録的な暑さの梅雨となりました。
熱中症も救急搬送が前年比で150%を超えるなど非常に多かったそうです。

熱中症対策用品が売れ筋になり、衣料品ではカジュアル衣料が伸長。食品飲料ではアイスコーヒーやお茶系の飲料が多くなったそうです。在宅ワークが増え、冷暖房器具などの購入も増加しました。
短時間の豪雨はあるものの、晴天が多かったためUV対策用品も売れたそうです。

気象協会から3ヶ月予報(3月24日)が出されています。

気象協会HPより引用(https://tenki.jp/long/three_month/)

それによると今年は昨年ほどではないが、平年並か高い傾向であると予想されています。最新の3ヶ月予報は4月23日に発表されますので、それも参考にして、コロナの影響を測りながら昇温期のマーケティングを考えていきたいですね。

気象情報と消費傾向 その1

ウェザーニュース社に注目が集まっているそうです(2021年4月11日 日経MJ)。

気候変動に伴うリスクが高まり、事業活動だけでなく、生活や生命への影響が顕在化しつつあることで、同社のもつデータの活用へ可能性が高まっているのが要因だそうです。
航海気象や航空気象はもちろん、自然エネルギーの発電量予測などにも使用されています。
中長期の視点では、気候変動によって農作物を作る場所が変わる可能性や、従来の観光地が観光地でなくなってしまうことも予想されるそうです。

そういえば北海道で米作りが増え、日本酒の酒蔵も増加しているということを聞いたことがあります。品種改良の成果はもちろん大きいのでしょうが、温暖化の影響もありそうです。

気象は消費にも大きな影響を与えています。

コンビニエンスストアやスーパーマーケットといった流通業界が、気象情報を仕入れや販促に生かしているのはよく知られています。「昨年こうだったから今年もこうなる」という売り方ではダメなんだそうです。

例えば4月を例にとると

1日の最高気温が12℃、15℃、18℃、21℃、24℃、27℃と3℃刻みで売れる商品が変化すると言われています。

最高気温が15℃を超えるようになると一気に寒さから解放され、基礎代謝が急激に減少します。
基礎代謝が減少すると
→眠気やだるさといった弛緩状態が強く出る
→高カロリーな食事から低カロリーな食事へと欲求が変化する

18℃を超えるようになるとアウトドア志向が高まります
→園芸用品、アウトドア用品、スポーツウェアなどの売り上げが急伸
→体型が気になるようになりダイエット志向、ムダ毛処理へのニーズが高く
→UVケア用品の需要増

22℃を超えると、ビール系飲料やつまみ類の消費量が増加
→氷菓、ビール系飲料、炭酸飲料等の売り上げが拡大
→不快害虫駆除用品、虫除け剤の売上拡大


ーーー昇温期の1日の最高気温とニーズの変化ーーー

(株式会社ISI流通経済研究所資料より引用)

気温の変化で人の消費行動は変わります。自分自身の欲求を振り返っても納得感のあるデータだと思います。