防災訓練 なまず号で震度7を体験+AEDの使い方講習

9月末で緊急事態宣言が解除され、今年も防災訓練を実施することができました

10月8日(金)消防署の方たちと防災訓練を行いました。
なまず号で震度7の体験とAEDの使い方、救急車が到着するまでに自分たちが出来ることなどを学びました。まさに前日の夜、首都圏で大きな直下型地震が発生したところ。東南海地震から70年が過ぎ、南海トラフでの大地震発生リスクが高まっている中部圏の私たちも他人事ではありません。

なまず号で震度7

震度7では机の下に潜るのも困難です
まず、頭を守ることが大切です

AEDの使い方 心臓マッサージ

まず、周りの安全の確保、救急車を呼ぶ、AEDの用意、人を集める、体重のかけ方や心臓の位置など救急隊員が到着するまで私たちにも出来ることを教わりました。
心臓マッサージは蘇生のために行うと思っていましたが、脳に血液を送り続けるのが目的なのですね。心停止して脳に血液が送られなくなると、その後蘇生しても脳に障害が残るリスクが高くなるからだそうです。救急隊員から「代わります」と言われるまで交代でマッサージを続けることが重要なのだそうです。

いざという時、冷静な判断をし教わったことができるようにしたいですね。
消防署の方々、貴重な体験をさせて頂きありがとうございました。

日本酒も地産地消。愛知の酒造好適米「夢吟香」を使った知多のお酒8選。

知多半島は古くから醸造が盛んな地域です。
その代表的な企業にミツカンがあります。
江戸時代、それまでお酒から酢が作られていたところ、酒粕から酢を作る技術を開発。酢を安く作れることになり、これが大消費地江戸で大当たり。江戸前寿司の大流行に繋がったことは有名な話です。

酢以外にも味噌、たまり醤油、お酒といった醸造製品は半田をはじめとした知多半島の一大産業に。天然の良港に恵まれ海運業の隆盛も手伝って、醸造製品が江戸に向けて大量に出荷されていたようです。

日本酒の酒蔵も半田、亀崎を中心に最盛期には200軒以上が軒を並べる一大生産地となりました。江戸時代末期には知多のお酒は江戸市中で灘のお酒と人気を2分していたそうです。
そのころの江戸は人口100万人を超える世界最大の都市。かつての知多酒の隆盛ぶりが伺えます。

今回は業務と関係ないのですが、
地元の酒蔵を応援したいということでお酒がテーマです。

「地元の気候風土で栽培されたお米でお酒づくり」

現在愛知県には日本酒を製造する酒蔵が42軒あります。これは全国で第7位の軒数だそうです。そのうち知多半島に酒蔵は6蔵が残っています。江戸末期から明治初期にかけての最盛期からは大きく減少してしまいましたが、それぞれ工夫をされて品質の良い日本酒を製造されています。

個人的に注目しているのは
地元の原料を使って製造されているお酒。
知多半島や西三河の農家さんがつくったお米を原料に酒造りが行われています。

そのお米というのが「夢吟香(ゆめぎんが)」。
愛知県の農業総合試験場で2010年に開発された酒造好適米(酒米)です。
酒米として非常に有名な「山田錦」と、愛知県の酒造好適米として先輩にあたる「若水」を掛け合わせて育成されたそうです。

倒伏に強いため平地での栽培に適していて、知多半島そして、安城など西三河の平地が広がる愛知県の地域特性、気候風土に合ったお米です。農家さんもそれぞれ工夫をしてこの新しい酒米に挑戦をされています。
夢吟香は晩生種で食用米と刈り取り時期がずれるのも農家さんにとっては良いですし、酒蔵が農家さんから直接購入するケースも多いお米。
蔵元からすれば商社を通さずに安く買えて、農家さんからすれば高く売れる、双方に良い酒米なのです。
地域にとってメリットが多くなりますね。

「夢吟香を使用した知多の注目銘柄」

旨味の強い「若水」と、大粒でより多く磨く(精米する)ことができる「山田錦」の良いところを合わせ持ち、スッキリ爽やかで旨味もしっかりある日本酒ができるのが特徴の「夢吟香」。
開発されてから10年とまだまだ新しいお米ですが高い評価をされつつあります。
2019年に行われたG20サミット外相会議での夕食会では、食中酒として原田酒造さん(知多郡東浦町)の「生道井(いくじい) 純米大吟醸 夢吟香」が採用され、好評を博しています。

さて夢吟香を使用した知多半島のお酒を紹介します。

原田酒造合資会社

生道井(いくじい)夢吟香 純米大吟醸

生道井(いくじい) 夢吟香  G20サミット外相会議での夕食会で採用されました

生道井(いくじい)夢吟香 純米大吟醸 斗瓶どり

生道井(いくじい) 夢吟香 斗瓶どり

夢吟香 精米歩合50%
元々名城大学農学部の学生と共同開発でつくられたそうです。
前述の通りG20外相会議の夕食会で採用された、きれいな飲み口のお酒です。安城市などの愛知県内の農家さんから直接仕入れたお米を使用してつくられています。
下の写真はその中でも「斗瓶どり(とびんどり)」という特別仕様のものです。
お酒を搾る時に圧をかけず、袋に入った醪(もろみ)の重量だけで時間をかけて少しずつ搾ったもので、余分な雑味が少ないという特徴があります。
通常の搾り方の商品と飲み比べてみても良いですね。

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盛田金しゃち酒造株式会社

金鯱 夢吟香 純米
初夢桜 夢吟香 純米吟醸酒

金鯱 夢吟香
初夢桜

金鯱 夢吟香  精米歩合65%
しっかりと味を出すために、米を磨きすぎず精米歩合を65%(35%精米)に抑えた純米酒。米の旨みを感じられるお酒です。

初夢桜 精米歩合60%
かつて天埜酒造(1848年創業、2010年廃業)の銘酒として地域に親しまれた「初夢桜」の名前を冠した吟醸酒。
爽やかさもありながら、中部地域独特の濃い味付けの料理に負けないしっかりしたお米の旨みを感じられるお酒です。
香りも良いです。
金しゃちさんのこの2本、味をきちんと出そうという意図を感じます。美味しいです。

盛田金しゃち酒造さんの夢吟香は、地元知多半島阿久比町の農家さんがレンゲ農法で作ったお米を使用しています。
レンゲ農法というのは昔はよく見られた農法で、レンゲの窒素を蓄える性質を利用し、化学肥料を使わないもしくは使用を大幅に減らした農法です。稲の刈り取り後の田んぼにレンゲを撒き、春に花を咲かせたレンゲごと耕して土にすき込み元肥とします。
強い稲に育ち農薬も減らせるので、環境に優しい農法です。

地元の農家さんが手間暇をかけて丁寧につくった米を原料にしています。しかも化学肥料は使わず低農薬。安全で安心できる原料を使って酒造りに挑戦をされています。

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澤田酒造株式会社

白老 夢吟香 純米吟醸 火入れ

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夢吟香 精米歩合55%
常滑産の夢吟香を45%精米してつくられた純米吟醸酒。
精米歩合は高いですが、白老らしさでしょうか、まったりコクのあるお酒です。酸味も感じます。
澤田酒造さんは知多半島の丘陵地の湧き水を引いて酒造りに取り組んでいます。

焼き物のまち「常滑」で1848年に創業した澤田酒造さん。沿革から驚くのは、明治後期に速醸酛(そくじょうもと)を発明した江田鎌治郎氏を招き地域における速醸酛の技術発展に貢献をされているということ。
また愛知県の酒造好適米第1号である「若水」の導入においても地域の農家さんと共に生産ノウハウを構築されたといいます。いわば知多の伝統的な酒造におけるリーダー的な存在です。

速醸酛(そくじょうもと):製造過程で雑菌汚染を防止するために乳酸を添加する技術。1909年(明治42年)に当時の醸造試験所(現在の独立行政法人酒類総合研究所)の江田鎌治郎氏が開発した。蔵や醸造の道具に住みつく天然の乳酸菌を使用する「生酛(きもと)」に比べ、製造日数が短縮され品質も安定した。

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丸一酒造株式会社

ほしいずみ 純米大吟醸 夢吟香40%

ほしいずみ 夢吟香 精米歩合40%

夢吟香 精米歩合40%
阿久比・常滑で生産された夢吟香を40%まで精米してできたお酒。果実のような香りが爽やかできれいな味。
後から旨みがじわりときます

通常「夢吟香」は精米歩合50%程度が限度と言われています。そこからさらに10%磨いてつくったお酒です。
想像通り”クリア”、すごくきれいで真っ直ぐな味わいです。
仕込み水も良いのかなと感じさせられます。
いわゆる日本酒くささが少ないので、日本酒が苦手な人でも「これ美味しい!」となることと思います。
冷やしてもワイングラスで吟醸香を楽しめるので、海外の人にもとてもお薦めしたいお酒です。
この果実を感じさせる香りがお米と酵母からできているなんて!
感動させられます。

ほしいずみ 純米大吟醸 夢吟香50%

ほしいずみ 夢吟香 精米歩合50%

夢吟香 精米歩合50%
阿久比・常滑で生産された夢吟香を50%まで精米してできたお酒。40%のほしいずみよりも旨みが強い。
同じ銘柄の40%と50%の違い。飲み比べてみるとよくわかります。面白いです、ぜひ飲み比べてみてください。
個人的には日本酒らしい旨みを感じられる50%の方が好みではあります。

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盛田株式会社

盛田 純米吟醸 無濾過

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夢吟香 精米歩合58%
米本来の旨みを残すために無濾過で仕上げた深い味わいの純米酒。精米歩合「58%」というところにも作り手の意図を感じますね。60%から吟醸酒となりますので、そこから2%わずかに磨いてバランスを調整しているんですね。それともまだまだ試行錯誤中でしょうか。
良い意味でクセがあります。酸味も感じます。これが無濾過ならではのお米の風味なんだと思います。裏ラベルにもありますが氷を入れてロックで飲んでも美味しいです。

無濾過:通常醪(もろみ)を搾ったあと、雑味やにごりを取るために濾過をします。濾紙やフィルターで濾過されることが多いのですが、活性炭を使用してクリアな色を出す蔵元もあるそうです。無濾過というのは、その濾過をしていないということなので、純米酒本来のコクをしっかり感じることができるお酒ということになります。

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秋の夜長、お酒をお米の違いを感じながら味わうのも良いですね。
例えば山田錦でつくられたお酒と夢吟香でつくられたお酒。
同じ蔵元の同じ精米歩合の純米大吟醸で原料米の違いを比べてみると、山田錦と夢吟香の違いがわかります。
精米歩合40%で原料米の差を丸一酒造さんのお酒で比較してみます。
・ほしいずみ (夢吟香 精米歩合40%)
・滔滔 (山田錦 精米歩合40%)

感じ方はもちろん個人差はありますが、その前提の上で。
果物のような吟醸香は共に感じられますが
より日本酒としてのパンチを感じるのは山田錦。
よりスッキリ爽やかさを感じるのは夢吟香。スッキリの後に旨味もじわりと感じます。

丸一酒造さんの滔々(山田錦 精米歩合40%)とほしいずみ(夢吟香 精米歩合40%)

好みは人それぞれだと思いますが、個人的には地元びいきもあって夢吟香。スッキリした飲み口のお酒なので冷やして飲むのがおすすめです。香りがひきたつのでワイングラスでも楽しめます。
地元の農家さんが丁寧につくったお米が原料になっている、共存共栄が実現されているところも共感ポイントです。
また、地産地消はSDGsの取り組みにも関連性が高いとされています。

購入の際はそれぞれの酒蔵直売店または日本酒の専門店での購入がおすすめです。
量販店やショッピングセンターのリカー売り場、一般的な酒販店では原料米や精米歩合の違いは解説されていません。店員さんに聞いても答えられないことが多いです。
印刷会社としてはこの辺りすごく改善の余地を感じています。

水辺クリーン・アップ大作戦に参加して感じること

7月17日(土)の朝に、当社の地元、亀崎地区の海浜緑地にて半田市主催の『水辺クリーン・アップ大作戦』と題したボランティア清掃があり、当社からも10名+子ども2名が参加しました。

この日は亀崎地区以外にも中央ふ頭エリアでも行われ、年に一度の一斉清掃活動となります。昨年はコロナ禍、一昨年前は猛暑により中止、3年ぶりの活動になりました。

久し振りの参加でしたが、改めて海岸の漂着ゴミについて深刻さを感じました。以前のブログにも書いたことがありますが、小さなマイクロプラスチックや、発泡スチロールの破片、ビニール袋、ペットボトルといったプラスチック樹脂で作られたゴミが多いことを感じます。人間の手では拾っても拾いきれないゴミが、この海に沈んでいると思うと、なんともやるせない気持ちになります。一度捨てたゴミは何十年も分解されず、海を汚し続けます。生態系に及ぼす影響はとても深刻です。

写真:日本財団ジャーナルHPより引用

こんな現実が・・・

  • 海洋ごみ問題が深刻化、2050年には魚より海洋ごみの量が多くなると言われている
  • 海洋ごみの7〜8割が街から発生。雨が降った際などに路上のごみが川や水路に流出し、海へ至る

図表:海洋ごみでプラスチックごみが占める割合 日本財団ジャーナルより

海洋ごみの65パーセント以上をプラスチックごみが占める。環境省「海洋ごみをめぐる最近の動向」(平成30年9月)より引用

驚きの数値ですね。海洋ゴミの65%以上がプラスチックごみなのです。
今回の清掃をした亀崎の海浜は、ユネスコ無形文化遺産にも登録されている『亀崎潮干祭の山車行事』で、5輌の山車が海浜に曳き下ろされる人口の砂浜があります。300年を超える昔から続く伝統の祭礼で現在は毎年5月3日・4日に行われます(昨年と今年は新型コロナウイルスの影響により中止)。この伝統行事を未来に託していくにも、今の海辺を守っていかねばなりません。

毎年、5月3日・4日に行われる亀崎地区の春の祭礼・潮干祭
5輌の山車(やまぐるま)が大勢の観光客の前で波打ち際を華麗に進む姿に魅了されます

私たち一人ひとりが地球環境を考え、ゴミのない美しい海辺、大地を未来に託していくためにも、モラルをもってきちんとゴミは持ち帰る、きちんと捨てる、分別をする普段の心がけを忘れないようにしていきたいですね。
来年もぜひ参加したいと思います。

芝生の施肥を適当にやったらこうなりました…の図

会社の植栽に芝生があります。
GWに、エアーレーションと芝刈りをして顆粒の化成肥料を撒きました。

1ヶ月後の状態がこれ。


手抜きがもろわかり(笑)
驚きました。こんなに差が出るんです。

昨日色の悪いところを集中的に化成肥料を撒きました。

ちゃんときれいに治るかどうか。

広告とジェンダー表現

JR東海が東海道新幹線の英語での車内放送で「レディース&ジェントルマン」の呼びかけをやめ、「オール・パッセンジャーズ」に変更したそうです。
同様にオリエンタルランドは、東京ディズニーランドと東京ディズニーシーの場内アナウンスを「ハロー・エブリワン」に変更。
花王はすべての化粧品で肌の色による優劣を連想させる「美白」や「ホワイトニング」の表記を撤廃するということです。(2021年5月19日 日本経済新聞)

ジェンダー不平等が無意識にまかり通っているのが日本、とりわけ地方ではその傾向が強く残っています。
配慮のない発言や表現で炎上するということも日常的。
私自身も固定観念を何の違和感もなく受け入れているのが現状です。
例えばCMでよく見かける、女性タレントがキッチンに立ち、男性タレントがくつろいでいる姿。
これも若干古いかなと思いながら、違和感までは感じていませんでした。

でもよくよく考えてみると、こういう表現が広告で使用されていることで、ジェンダー不平等に対する社会の鈍感さを助長しているのかもしれません。
偏った固定観念を捨て、多様性を受け入れる社会に変わっていくよう促していく行動と責任が、広告や表現に携わる身には求められる。改めて襟を正す必要を感じたニュースでした。

ちなみに広告におけるジェンダー表現についてのガイドラインは、日本ではまだないようです。
近いもので
内閣府男女共同参画局が「男女共同参画の視点からの公的広報の手引」をつくり、自治体などが発信する公的広報のジェンダー表現への注意喚起はされているようです。

それによると、表現上の留意点として、
1.男女いずれかに偏った表現になっていないか
2.性別によってイメージを固定化した表現になっていないか
3.男女を対等な関係で描いているか
4.男女で異なった表現を使っていないか
5.女性をむやみに“アイキャッチャー”にしていないか
という5つがポイントとして示されています。

平成15年3月に作成されたものとのことで、かなり古いガイドラインです。
そしてLGBT、人種による外見の違い、容姿についての押し付けなどへの配慮は記載されていません。自分自身でアンテナを高く学んでいかなければいけないようです。

「ジェンダー表現に配慮をする」ではなくて「それが当然」な社会になるように、自分たちも変わる。
表現で違和感があればお客様にも働きかける。
小さな組織で影響力は微々たるものですが日々の仕事・生活の中で心がけていくようにしたいと思います。