印刷物製造における工場での異物・不快害虫等侵入防止対策について

2021年6月1日より、食品を製造・加工する会社や、飲食店営業者について
HACCP(ハサップ)の考え方に沿った衛生管理の実施が求められます。
昨年令和2年6月1日に施行された基準の完全施行ということになります。
管理の手法に関するもので、施設や設備の更新は求められておらず、また、第三者認証も必要ありません。
保健所による定期的な立入等の機会に食品衛生監視員が確認をし、実施状況に不備のある場合に改善指導や助言が行われるということで、当面試行錯誤の実施ということになりそうです。

当社は食品包装関連の印刷物を一部製造していますので、
各事業者の皆様がどのような動きをされるのか関心を持っています。
包装資材といっても、食品に直接触れるものでなければリスクとしては低いのですが、例えば、不快害虫が包装紙に付着していたりすれば、ブランドへのダメージとなることは容易に予想されます。

虫はどんなに小さなスキマからでも入ってきます。
閉鎖された室内でも網戸のスキマから入れるくらいのノミバエやショウジョウバエなどは侵入してきます。
屋内で繁殖する場合もあります。
食物残渣が発生する工場では特に注意が必要でしょう。

当社では包装印刷物を安心して利用いただくために
小さな会社のできる限りですが不快害虫の侵入対策をとっています。

【対策】
清掃はもちろんですが
・窓ガラスに目張り
・設備搬入口は目張りとボードで塞ぐ
・工場周り敷地内の雑草を定期的に除草(草刈り)

【監視】
侵入状況を確認のため、ライトトラップを設置して毎月のモニタリング

屋外との出入りのある箇所のトラップと対策をした作業室のトラップとの比較

【混入防止の歯止め対策】
画像検査機で機械的に検査。
検査性能がよく、元々の用紙に漉き込まれていたような微細なゴミまで
リジェクトします。ただし歩留まりは悪化します。


数年前まで人の目で検査をしていました。
人の目で検査をするとどうしてもムラが発生します。
大きなトラブルを発生させてしまった苦い経験もあります。
また、人の目で検査してもし異物混入が発生してしまったら。
検査者は大変な責任を感じることになります。
そのストレスから解放することも大事なことだと思っています。


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