半田市内の大型スイミングスクール8月末営業終了のニュースに触れて思うこと

半田市内の老舗大型スポーツクラブが8月末の営業終了を発表しました。
1987年フィットネス開業ということですが、前身の川鉄スイミングからはもっと長かったように記憶しています。
大型施設で、知多半島エリアのスイマー(特に知多半島南部)はここで水泳を覚えた人も多いのではないでしょうか。
私も一時期会員で、慣れ親しんだプールなので一抹の寂しさを感じます。

知多エリアのスイミングスクールは、過去には半田市が先行していました。
1979年か1980年くらいだったと思いますが、半田スイミングスクールが開校し、追って名鉄スイミング半田校、川鉄スイミングスクールが開校。
その頃は半田市の他には、記憶が正しければ大府の邦泳スイミング(現在のスイムクラブ大府)くらいだったので、それだけ半田市は人も産業も集積があったということかと思います。
ちなみに、歴史のあった半田スイミングスクールは15年ほど前にすでに老朽化から営業終了しています。半田スイミングスクール初代校長は弊社の元社員だったんですよ。

今、知多半島北部は元気な自治体が多いです。
東海市、大府市と名古屋に近い地勢的な要因も大きいでしょうが、人口増加しています。中でも子供の人数の増加が目立ちます。
ですからスイミングスクールも進出しやすいのでしょう。
知多半島北部が新設の中心地となっており、新しい大型施設増えています。

公開されている国勢調査のデータから、近隣自治体の年齢別人口の動きを見てみました。 2005年、2010年、2015年の調査結果をグラフにしたものです。

これを見ると差がはっきりわかります。
東海市と大府市は人口減少を食い止めています。
例えば東海市。
2010年と2015年の15〜19歳、20〜24歳、25〜29歳に注目してみます。
2010年は2005年と同じようなラインを描いていますが2015年は明らかに増加しています。日本福祉大学の東海キャンパスが開設されたのが2015年ですから、おそらくそれが要因となっているものと思われます。
その後の人口減少への歯止めにもつながっているのでしょうか。

面白いのは阿久比町です。
半田市に隣接する町ですが、こちらは若い世代が全体的に増加に転じています。
何かしらの手が打たれているのではないかと思います。

比較して半田市のデータを見ると、
2010年も2015年も、2005年のグラフをほぼ横にスライドした形。
数字だけ見ると、人口減少に何も手が打たれていないということになります。

大型スイミングクラブが設備を更新せずに営業終了を選択されたこと。
こじつけではなく率直に知多半島地域で半田市の地盤沈下を象徴するニュースだと感じました。少子化への対策が緊急課題で、将来の労働人口にも影響が出てくるのではないかと危機感を感じます。



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