半田中央印刷のLIMEX奮闘記【封筒編】

当社が積極的に取り組んでいるLIMEX。LIMEXとは、主に石灰石を原料とし、今世界中で問題となっている廃プラ、マイクロプラスチック、紙の原料となるパルプ(木材)の消費削減といったSDGsの目標にもなっている環境問題の解決に向けた新素材です。

今回はこれ

皆さんご存知、「封筒」でございます。
半田中央印刷はLIMEXの封筒づくりに挑戦しました!

LIMEXは「折り編」でも紹介したように、紙と比べるとコシが弱く、折ろうとするとふにゃっとした感じの締まりのない折れ方になります。
そのLIMEXで封筒を作るなんて正気の沙汰か?と思われるかもしれませんが、LIMEXの可能性を広げるため、半田中央印刷はあえてチャレンジをいたしました。

封筒の加工は、特にロット数が多いものは専用の機械を通して、作られるまでの様々な加工を自動で行います。
結論から言いますと、今回のLIMEX封筒は機械加工ができませんでした。LIMEXならではの特性が弊害になってしまったのです。

まず、型抜き。これは紙と同様に行うことが可能で、「型」で抜くと同時に折る場所にスジを付けます。
次に折り。「折り編」でも紹介したとおり、一度折っただけではふわっと戻ってきてしまい、しっかりと折れません。
そして、加工での最大のネックとなるのが糊付け。
なんと通常の紙用の糊ではまったくつかないのです!

これはもう致命傷です。糊にもいくつかタイプがあり、いろいろ試しましたが、紙用のものはすべてダメ。

そこで当社は「両面テープ」を採用しました。

見事にくっつき封筒の完成です。

フタはやはり少し戻ってきてしまいます。閉じる際は両面テープが必要です。

型抜き・スジ付け後の工程はすべて手作業です。途方も無い作業と思われるかもしれませんが、普段から部数が少ないものや、特殊なカタチや加工が必要なものは手作業で行っているので問題ありません。

ただし、やはり機械加工と比べるとコストと作業時間がかかってしまいます。

普段遣いの封筒には向きませんが、ロット数が少なく、何か特別な使い方をする際には使えそうです。
例えば、環境報告書の送付とか。
環境絡みのイベントの案内とか。
ちなみに今回「長3」という封筒サイズで作ってみましたが、様々なサイズで作ることができます。

というわけで、いくつかクセはありますが、「LIMEX封筒」半田中央印刷で受注可能です。
もちろん印刷も封筒のデザイン提案も可能です。宛名印字に関してはまだテスト段階ですが、機会を見つけてこちらも検証していきます。

LIMEX封筒。ぜひご半田中央印刷に相談ください。

半田中央印刷のLIMEX奮闘記【折り編】

当社が積極的に取り組んでいるLIMEX。LIMEXとは、主に石灰石を原料とし、今世界中で問題となっている廃プラ、マイクロプラスチック、紙の原料となるパルプ(木材)の消費削減といったSDGsの目標にもなっている環境問題の解決に向けた新素材です。

今回はLIMEXの「折り」について。

LIMEXの素材感は、紙とビニールの中間のような不思議な感じです。
紙と比べるとコシが弱くふにゃっとした感じですが、いざ折ろうとすると、これがまたふにゃっとした感じの締まりのない折れ方になってしまいます。

普通に折るとこうなります。
がんばって折り目をこするとこうなります。
指の皮がめくれるか?ってくらいがんばって折り目をこするとここまでいきます。

製品として納めるのに締まりのない折りでは問題がありますが、一枚ずつ何度も折り目をこするわけにはいきませんので、当社では、「スジ付け」+「重り」でしっかりとした折りを実現させています。

折り用のスジ付け後に折って、重りとなるパレットを乗せて一日以上放置!
しっかりとした折り目が付きました。

LIMEXは、今までの紙とは性質が違う部分が多く苦労もしますが、それ以上に利点も多くSDGsにも貢献できる素晴らしい素材なので、当社ではこれからもLIMEXの印刷・加工の品質アップに取り組みます!

半田中央印刷ならLIMEXで横断幕が製作できます

当社が積極的に取り組んでいるLIMEX製品。LIMEXとは、主に石灰石を原料とし、今世界中で問題となっている廃プラ、マイクロプラスチック、紙の原料となるパルプ(木材)の消費といったSDGsの目標にもなっている環境問題の解決に向けた新素材。皆さんが当たり前のように使っている紙とプラスチックの両方の代替製品があるのですが、今回、横断幕の試作をしました。

横断幕といったら、通常ターポリンというプラ素材を使用するのが一般的。でも、結構重くてゴツくて廃棄時には「環境によろしく無いなあ」と思っていました。そこでこのLIMEX製のシート。LIMEXの本来の特徴である、水に強い・環境対応・紙代替プラ代替に対応といった社会の要望に応えられると思います。

大型の印刷機にロール状のLIMEXシートをセットし、サンプルとして“はんだ山車まつり”のパノラマ写真を使用してみました。おおっ!なかなかいい仕上がりです。しっとりとしていて、しかも色の再現性もバッチリ。軽くて取扱いも楽そうです。きちんと隅にはハトメ加工もできました。

今回は長さ2600mm、高さ1000mmの横断幕を出力してみました
今回は長さ2600mm、高さ1000mmの横断幕を出力してみました

LIMEXはそもそも石灰石(炭酸カルシウム)が主原料。長期に使用すると、紫外線により粉々に壊れ自然に戻る性質があります。ですので、短期のイベントに最適な素材何ですよね。また、回収システムを構築すればリサイクルしてまた新たなプラ代替製品に生まれ変わる(アップサイクル)こともできます。ぜひ、選択肢の一つにしてみてはいかがでしょうか。

しっとりとしていて、なかなか高級感があります
できたてホヤホヤの横断幕

環境素材ワールドにLIMEXで出展しました

9/10(火)名古屋商工会議所様主催の「環境素材ワールド」に弊社が出展しました!
今回は、石灰石からできる新素材「LIMEX」の活用方法について御案内させて頂きました。

弊社は「LIMEX」が発表された後、メーカー様と早期に契約を結び、この地域で普及活動をしてきました。昨今では、環境に配慮した新素材「LIMEX」に関心を抱いている方が非常に多く、今回のイベントでも多くのご質問・お問い合わせを頂きました。弊社ブースにお立ちより頂いた方々には、厚く御礼を申し上げます。

今後も「LIMEX」を多方面に渡り、ご案内が出来ればと考えておりますので、ご質問やお問い合わせなどございましたら何なりとお申し付けくださいませ。

中日新聞 朝刊2019.9.11の記事

株式会社TBM(LIMEXメーカー) https://tb-m.com/limex/
LIMEX卓上カレンダーできました https://handa-cp.co.jp/limex-calender/